予定していたミャンマーのGBEがクーデターで無くなったため、Electiveでは唯一のEconomyからの授業を追加しました。
今年から新しくできた授業のため、今後内容が大きく変わったり、場合によっては無くなってしまったりする可能性もある点はご了承下さい。

授業内容

ネットワーク研究は、Uberなどに代表されるのネットワークビジネスだけでなく、SNS上での情報の拡散や、組織内のネットワーク分析など、多方面で研究が盛んになっている分野。
ネットワークに関しては他の授業でも扱われているが、この授業は経済学のモジュールということで、モデルなどを使ったアカデミックな内容が多いのが特色だと思う。

主な内容は:
  • ネットワークの構造と構成する要素(詳細を書くとネットワーク論の説明になってしまうので割愛します)
  • Segregation(人種などによる社会の分離)とHomophily(同じ様な属性の人がつながる傾向にあること)
  • ピア効果とネットワーク効果
  • SubsidiseとMonetise
  • 情報の拡散
ゲストスピーカーは2名で、マスターカード社員がいかにユーザーと店舗のネットワークを構築していったかを話してくれたのと、ヨーロッパ中央銀行の人が銀行同士の相互依存がいかに2008年の金融危機を起こしたかや、その後どのような対策が行われているかを話してくれた。

取り上げる事例はほとんどがネットワークビジネスなのだが、ネットワークビジネスに関しては正直Tailored Coreで履修したDigital Strategyの方が実践的だったように感じた。。

また個人的にはネットワーク論の組織領域への応用に興味があって履修したのだが、実例に組織の話がほとんどなくて残念だった。
ただ、事前アンケートでは組織への応用に興味があると書いた人が私以外にも沢山いたらしく、論文をいくつか紹介してくれた。生徒の要望に応えようとしてくれる教授なので、根強い要望があれば将来的に組織に関してもっと取り上げるかも知れない。

教授: Andrea Galeotti

MBAではコア科目のEconomicsでMicroeonomicsを教えてくれるイタリア人の教授。
本人のキャラクターが陽気で面白いのに加え、コアの時にクラス内での実験などを交えてとても分かりやすく説明していて個人的に好きだったので、彼が教えていることが決め手となり履修した。

この授業でも、キャラクターが変わらないのはもちろんのこと、シミュレーターなどを利用して出来るだけ体験を通して教えてくれようとする姿勢は変わらなかった。
ただ新しい授業なので所々手探り感があるのと、Hybridで教室にいる人とZoom参加の人両方をEngageするのに少し苦戦していた印象はある。
今回は2-30名の小さなクラスだったからかも知れないが、時々Cold Callもするので苦手な人は要注意。

教授のプロフィールはこちら。
https://www.london.edu/faculty-and-research/faculty-profiles/a/andrea-galeotti

課題

課題一つ一つは小さいが、数が多く締め切りが短いものが多いので、上手くスケジュールを組んでおかないと大変になるかも知れない。

メインの課題としては中間と最後にIndividualの課題と、中間にGroup課題がある。
どちらも量は少なめで、特にGroup課題は6人でやるのに上限2ページで、私は書くパートがなくミーティングで話すだけというグループ課題初の事態が起きた…

またこの授業は1週間に2回で、5週間で終わるModuleだったのだが、毎週(つまり2コマに1回)その週に習ったことに関する簡単なクイズやコメントを書く課題が出た。
これは授業を聞いていれば10分くらいで終わるし、配点も各3点だけで、それなりのことが書いてあれば満点がもらえるので、公開から締切まで5日くらいしかないことを除けば特に負担にはならないと思う。

一方で、この授業はCaseや論文の必須Readingがない。授業の内容や補足を教授本人がまとめた資料と、その他参考論文などはいくつか紹介してくれるが、どちらも興味があれば読んでねというスタイル。(Core moduleのEconomicsも同じスタイルだった)

といくことで全体を差し引きすると負担は少なめと感じたが、重めな課題が少数ある方を好む人には肌に合わないかも知れない。


以上、参考になれば嬉しいです!