この度、無事にLBSを卒業しました。
昨日バーチャルですが卒業式があったのと、ロンドンにいればイベントやガウンでの写真撮影などにも参加できたのですが、私はイギリスには戻らなかったため参加できず、個人的にもあまり卒業したという実感が得られていませんし、読者の方にも皆の様子等をご報告できず残念です。

代わりにではりませんが、この記事では2年間の総括として、MBAで何を得たのかを振り返ってみたいと思います。

キャリア選択

一番分かりやすい次元の話として、私が最終的に選んだ戦略コンサルという選択肢は、MBAを通さずしてはほぼ不可能なキャリアパスだったと思います。
MBAを通して面接を受ける機会が得られたというだけでも、MBAの価値は大きかったと思います。

また「最適なキャリア選択をする」というプロセスにおいて、インターンをして興味のある仕事を試してみたり(私は実際インターンを経験して就活の方向性が変わりました)、Alumniや同級生、キャリアセンターなど様々なResourceを通して情報収集をしたり、相談に乗ってもらえたことも有用でした。

更に、CVやCovert letterの書き方、Networkingのし方、LinkedInの使い方など、就活に役立つKnowhowを沢山吸収できたことは、直近の就活で役立ったのはもちろん、将来的に転職をすることになっても役立つのではないかと思います。

またキャリア観という意味では、私は以前からそれなりのビジョンがあった方ではありますが、OBの授業やクラスメイトから刺激を受けることで自分のキャリア観や人生観を考える機会を多く得られ、考えを固めることができたように思います。
私は将来Social Impact関連を仕事にしたいと考えているのですが、そうするに当たりどのような選択肢があるか考えたり調べたりする機会が持てて、まだ何をするか具体的に決めた訳ではありませんが、入学前よりはイメージが持てるようになりました。

ビジネスに関する学び

入学前は、MBAは得られるブランドやネットワークが最大の利点だと理解していて、そこまで勉強に期待をしていなかったのですが、知識・考え方・スキル等の「学び」も多くありました。

まず授業に関して、全く知らなかったFinance等の分野で基本的な知識をつけられたこと、Electiveで興味のある分野について深く学べたこと、どちらもとても良かったです。
現時点はもちろん、将来的にも簡単には忘れないだろうなと思うような学びの瞬間がいくつもありました。一つだけ例を挙げておくと、Paths to Powerの授業で、キャリアにおいて社内政治を上手くやることがいかに大切かを学んだことがとても印象に残っています。MBAで「実力より政治」ということが教えられているのは衝撃的でしたが、今後肝に銘じて働いていこうと思っています。

またクラブのイベント等を通して、授業にはまだなっていないような最先端の事例やトレンドについて学べたことも良かったです。
ESG、デザイン思考、Pythonなどなど、私は入学前まで単語さえ知らなかったものもありますが、MBAを機にキャッチアップする機会を持てたことは、ビジネスパーソンとしての自信になりました。(卒業後どうやって知識のUpdateを続けていくかが課題ではありますが)

授業外での学びの機会に関してはこちらの記事も参考にして下さい:
LBSのクラブ紹介と面白かったイベント
LBSでは授業科目として学べない内容ープログラミング、デザイン思考、そして人事

またコロナ禍ならではかも知れませんが、私は旅行やSocial eventができない分の空いた時間で、人事やコーチング、Social Impactなど自分の興味のある分野について、LBSは関係のないオンラインコースを受講したり本を読んだりする時間も取れました。

友達・ネットワーク

LBSを通して、きっと今後も連絡を取り続けて行くだろうと思える貴重な友達ができました。
日本人の友人を除いては卒業後の住む地域が違うので、頻繁には会えないのが悲しいですが、コロナが終わったらお互いの国を訪ねたりして交流を続けて行けたら良いなと思っています。

キャリアやビジネス上で有用なネットワークという意味では、在学中にAlumni等に既に大変お世話になりましたが、今後この2年間に会った人と仕事をする機会があるかも知れませんし、在学中につながらなかった同級生や卒業生、または今後入ってくる未来のLBS生達と、LBS卒業生同士であるという理由で繋がるということもあるだろうと思います。

ただこの点に関しては卒業してみないと分からないというのもあるので、またいつかレポートでも書きたいと思います。

語学と異文化体験

語学に関しては、私は帰国子女ではないもののそれなりに英語圏で学んだり働いたりした経験があったので、ビジネス関連の語彙が増えた以外は実力的にはそこまで変わっていないかも知れませんが、自信は以前よりついたと思います。

異文化体験に関しては、私は以前からイギリスに住んだことがあったり、色々な国の友達がいたりしたので、国の文化という意味ですごく印象に残るような出来事は正直なかったです。敢えていうならNegotiationの授業で、ものすごくハードなNegotiationをするインド人のクラスメイトにびびったくらいですかね…
これに関してはコロナがなくて上海への交換留学が実現していたり、Trek等でアフリカなどこれまで行ったことのないような地域に行く機会が持てていたら違ったと思うのですが…できなくて残念です。。

違う次元の「異文化」になりますが、LBSは私にとって今までで一番「エリートっぽい」環境で、そういう意味でのカルチャーショックは経験しました。それについては下記の記事をご覧下さい。
エリート校に通ってみて、正直残念だったこと

リーダーシップ

最後に、これは現時点では評価が難しいですが、私はClubのPresidentを経験しているので、英語で、しかも色々国の人達で構成されるチームを率いる経験ができたことは、スキル面で今後どれくらい役立つかは分かりませんが、少なくとも自信には繋がったと思います。

私のClubのPresidentとしての経験の総括はこちらをご覧下さい。
LBSでクラブのFounderとPresidentを経験して




以上、私がMBAで得たと思うことをまとめてみました。
コロナで世界が大変な中、無事に卒業できたことは本当に良かったです。

個人的には、MBAは長期的な投資なので、卒業した時点で振り返ってどうだったかよりも、卒業して数年後またはた何十年後に振り返って、人生やキャリアにどういうインパクトをもたらしたかがより大切だと思っています。
いつになるか分かりませんが、いつかそういう振り返りもこのブログに書ければいいなと思っています。


本記事をもって本ブログはしばらく更新をお休みする予定です。
時々読んで感想をくれた同級生含め、今まで定期的に読んで下さっていた方々は、お付き合いいただき本当にありがとうございました!少しでも読者の皆さんのお役に立ててていると嬉しいです。