こちらもOBの超人気授業。
1年生でも取れる授業ですが、1年目はBidding Pointが高騰しがちなので個人的には2年目で受けるのがおすすめです。

総評

人気授業なのが納得で、とても学びが多い授業でした。

志望キャリア的に「交渉」という場面をそこまで経験するキャリアではありませんが、同僚やパートナーとの会話なども広い意味で交渉と捉え、長期的な関係性を築いて行く上でとても有意義な授業でした。
OBの中で私の興味のある分野とは全然違う内容なので、正直そこまで期待していませんでしたが、取ってよかったです。

授業内容

Negotiationというと敵対的なイメージがありますが、きちんと相手の意図や優先度を理解をしてお互いWin-winになるように交渉しましょう、というメッセージ性のある授業でした。
個人的にはそういうマインドセットの方が好きなので受け入れやすかったです(笑

主な内容:
  • 交渉にあたりするべき事前準備
  • お互いがWin-winになれるIntegrativeな交渉
  • 一つの論点ではなく、複数の論点を見て複合的に交渉をする
  • 就活時の給料の交渉方法
  • 交渉で一番大切なのは感情的にならないこと
ケースを通してそれぞれのポイントを学んで行くのですが、個人で交渉するケースが4回ほどあるのに加え、グループで交渉が3回(同じテーマ、同じグループで時間軸が進んでいく3回連続シリーズ)あります。

私は実務で交渉をした経験がほとんどないからか、ケース自体は全然上手くできませんでしたが、だからこそ一つ一つが面白くて学びの多いものになりました。
ElectiveはMBA以外の人も多いので、EMBAなど経験豊富な人の話が聞けたり、そういう人相手に交渉するのもとても良い経験でした。

今回はZoomでの受講でしたが、Breakout sessionを使うのでIn personと変わらないクオリティでケースができたのではと思います。

LBSでNegotiationを学ぶことの面白さ

授業内容もよかったですが、DiverseなLBSで交渉を学ぶと、国ごとの文化の違いが見えて大変おもしろく、個人的にはそれがこの授業の一番のTakeawayでした。

やはり日本と比べると他国の方は交渉の仕方がAggressiveです。
LBSはマインドセットがCompetitiveな人が多いので、交渉と言われると相手からできるだけを多くを絞り出さなければと思ってしまう人がいるというのもあると思うのですが…
(上記の通りこの授業ではそういうスタイルの交渉は勧められていないのですが、それに慣れている人はなかなかUnlearnするのが難しいようです)

インド人相手に交渉した際に、$1000以上出せるのに$300しか出せないと言われていたことをケース後に知った時は衝撃を受けました…最終的に$800で合意して私は満足していたのですが、蓋を開けると相手がボロ儲けだったわけです。。
相手が同じストリームの友人だったので後で本人と話したら、”That's the way you do negotiation”って言われましたからね、そうなんですか。。

他にも、明らかに相手の方がトラブルを起こしてこちらが助けてあげる立場なのに、いい条件を引き出そうと脅してくる人とか。
ケースであることを忘れて人としてどうなのと思ってしまいました。(この人が実際に似たような場面に遭った時にそういう行動を取るかはまた別だとは思いますが)

教授: Selin Kesebir

この授業は回によって教える人が違うので、同じ教授とは限りません。
ただ過去の学生の評価を見るとどの教授でも安定的に高評価を得ているようです。
カリキュラムやケースがとても良くできているので、誰が教えてもある程度の満足感が得られるのではと思います。

私の受けた回のSelin KesebirはNegotiationを一つの研究領域にしているようで、質問の答え方も丁寧だし、とてもPassionateに教えてくれてよかったと思います。

教授のプロフィールはこちら。
https://www.london.edu/faculty-and-research/faculty-profiles/k/kesebir-s

課題

授業中にした交渉を振り返る個人課題と、グループでしたケースの元になった話のドキュメンタリーを観ての分析しつつ、自分たちがした交渉を振り返るグループ課題があります。
課題の量としてはそこまで多くないのではと思います。
グループ課題は授業中に3回の交渉をともに乗り越えたチームで進めるので、チームによると思いますが私のチームは良いチームワークが出来上がっていてやりやすかったです。

リーディングはCompulsoryのケースだけであれば量は多くありませんが、ケースを元に交渉をするので読んでいかないという選択肢はありません。
また交渉に向けて準備をしなければいけないので、短いケースでも読み込んだり、じっくり考えているとそれなりに時間をとられました。


以上、参考になれば嬉しいです!