OBの中でも楽しみにしていたChange Managementの授業です。
興味のある分野だからこそ、授業前から読んだことのある本や知っている知識が多すぎて、事前知識がない人が履修した場合とは受け取り方が大分違うと思いますので、その点はご了承下さい。

授業内容

私が取ったのはRiachard Jollyによる授業で、最初(21年前!)にこの授業を作ったのは彼なのですが、自分で教えるのは7年ぶりだと言っていました。恐らくコロナの影響で学校が授業数を増やしたことによる特別対応だったのではないかと思われます。
教授によってゲストスピーカーなどは異なる可能性があるのはご理解下さい。

主な内容は:
  • なぜ変革は難しいのか:Adaptive challenge、Immunity to change
  • Congruence Model
  • 理性と感情
  • Nudge
  • ボトムアップの変革のあり方
  • Anti-fragile組織
後述の通り3回をシミュレーションに割くので学ぶ内容が少ない。また最後のAnti-gragile組織はEmployee Engagementと似ていて、かつ私は教科書や関連書籍もほとんど読んだことがあるものだったので、今回の授業の新しいTake awayは「ボトムアップの変革」の部分くらいだった。
恐らくChange Managementというものを聞いたこともない人やEmployee Engagementを取っていない人にとっては、内容自体は新鮮かつリーダーにとって非常に重要な内容なので、もっと収穫が多い授業になると思う。

シミュレーション
準備・実践・レポートまとめで3コマも割くシミュレーションゲーム。私はチームがよくなくて、準備やディスカッションをあまりきちんと出来なかったので正直いい学びにはならなかった。
またOBのCore moduleでもChange Managementのシミュレーションはやったので、重複しているようにも感じた。

Guest Speaker
ゲストスピーカーは下記の3人
・ケースに出てくる大企業のとある事業部門長
・法律事務所で変革を推進したパートナー
・スタートアップの創業者
スピーカー自体は豪華だし分量も丁度良くていいセッションだったと思う。

教授: Richard Jolly

Interpersonal dynamicsの授業も教えている教授で、そちらでも書いた通り人気教授なので基本的に話は面白い。

ただInterpersonal dynamicsの方が今教えたい内容なのか、そちらの方に話が脱線しがちで、Change Managementとは直接関係ないのでは?と思うような話に時間を割くことも多かった。

また学術的な理論よりも自身の経験や哲学者の格言などを紹介することが多い教授で、Interpersonalに関しては(少なくとも私は)授業の内容とそのスタイルがよくフィットしているように感じたが、Change Managementに関してはもう少し理論ベースで話をして欲しいと思った。
一方で、Change Managementはまだまだ新しい分野で、あまり理論や研究がないというのも理解しているが…

教授のプロフィールはこちら。
https://www.london.edu/faculty-and-research/faculty-profiles/j/jolly-r

課題

全体的に少なめ。
リーディングは理論やケースが少しだが決して多くないと思う。

課題は個人課題とグループ課題の2つずつ。
個人課題はC自身が今まで経験したChangeについてCongruenceモデルを当てはめて考えるというもので、内容自体は重くないのだが人によっては事例を考えるのに苦労するかも知れない。
グループ課題は上述のシミュレーションの振り返りを書くというもの。またシミュレーション結果の点数も直接成績に反映される。


最後に、教授がChange Managementについて一番オススメしている本を紹介しておきます。授業でも1章だけ課題に指定されてますが、とてもいい本なので興味のある方は全部読むことをおすすめします。




以上、参考になれば嬉しいです!