授業のタイトルからしてHRドンピシャな授業ですが、結構なBidding Pointをつまないと取れないOBの中でも一二を争う人気クラスでもあります。

私は時差の関係でほとんどの授業を録画で履修したため、授業中のBreakout sessionなどは経験しておらず、レポート内容に限りがある点ご了承下さい。

授業内容

主な内容は:
  • 様々なLeadership styleとSituational Leadership
  • 心理的安全
  • 多様性
  • EQ
  • コーチングとフィードバック
  • 組織文化
見ての通り、リーダーシップの基本のきと言えるトピックを広く浅くカバーしている授業。リーダーシップや組織マネジメントについては人一倍勉強してきたつもりだったが、それでもSituational Leadershipなど知らないトピックもあり、それが学べたことは良かったと思う。
ただ心理的安全や多様性など一つのトピックだけでElective一つ作れそうな深い分野を沢山詰め込んでいるので、全体的に消化不良感があるのも否めない感じがした。

また、リーダーシップは知識より実践が一番難しく大切な要素なので、授業で学ぶということに限界があるようにも感じた。
例えば心理的安全を作るにはどうすれば良いかなど具体的なアドバイスも沢山あるのだが、知っていることと出来ることは別だし、ケースバイケースのことも多いので3時間弱の授業で議論仕切るのは難しい。

後述の通りロールプレイなど実践的な時間も作ってはいるが、やるなら各チームにコーチをつけるなどしないと、フィードバックが受けられず学びが中途半端になるように感じた。(予算的にコーチをつけるのは無理だと思うが…)


ゲストスピーカー

ゲストスピーカーは3回に一回弱のペースで、分量としては丁度良かったと思う
  • Expediaのダイバーシティー担当者
  • 役員のアセスメントをしているコンサルタント
※もう一人いましたがSensitiveな内容で書いて良いのか分からないので割愛します。


リーダーシップサーベイ

リーダーシップに関連する様々なサーベイが受けられるので、自分の現在地を知った上で授業を受けてどのように改善すればいいか学べるのは役立った。
  • リーダーシップスタイル
  • EQ

シミュレーションやロールプレイ
リーダーシップに関するInteractiveな学びの機会が提供されるようになっている。

その中でも目玉と言えるのが、ハーバードが提供しているヒマラヤ登山のシミュレーションのワーク。これだけでは全員参加するように言われていたので、私も夜遅くまで起きて参加した。
今後授業を受ける人にネタバレにならないように詳細は言えないが、性質としてはOBのCore Mduleでやったシミュレーションと似ており、個人的にすごく印象残ったとか新しく何かを学んだということはなかった。

また各Breakout sessionではリーダーが割り当てられ、sessionの終わりにはリーダーがメンバーからフィードバックを受けられるようになっている。録画にはBreakout sessionは入っていないので正確には分からないが、個人的な考えではディスカッションをファシリテートするのと実際のチームをリードするのは全然性質が違うので、このやり方がどれくらい学びにつながるのかは疑問。

他にもコーチングのロールプレイなどをやっていたが、録画で見る限りそのロールプレイに対するフィードバックが中途半端で、やっていた人にとって深い学びになったようには思えなかった。

このようなInteractiveな学びのポイントは自分で実際にやってみることによって記憶に残りやすいという点があると思っているが、Virtual deliveryのせいもあるかも知れないが設計が中途半端であまり記憶に残るように出来ていないのが惜しい点だと思った。(あくまで録画を見た人の感想なので、実際は分からない)

教授: Dana Kanze(Assistant Professor)

WhartonでBachelor、ColumbiaでDoctorを取り、CitiやMcKinseyなどLBS生あこがれの会社で働いていたというキラキラ経歴の助教授(女性)。
確か小さい頃にポーランドかどこかからアメリカに移住したと言っていたと思う。

後述するように「〇〇すると成績のポイントがもらえる」というExtrinsicなやり方で生徒をモチベートしようとしている感じがあまり好きではなかった。
Leadershipは成績関係なく皆が学びたい分野なので、そんなことしなくても皆学ぶ意欲はあると思うのだが…まさにOBのCore moduleで学んだInstrinsic motivationのCrowd outが起きているような感じがした。(あくまで個人の感想です)

教授のプロフィールはこちら。
https://www.london.edu/faculty-and-research/faculty-profiles/d/dana-kanze

課題

必須なものだけやっていれば分量としては多くない。
授業のリ―ディングは1コマ2つ前後で標準的、必須課題は、自分のリーダーシップを分析し改善計画を作る個人レポートと、一つの企業を選んでその会社のリーダーシップを分析するグループ課題の2つ。
必須のものに加えて、誰かのリーダーシップのケースを提出したり、ディスカッションボードに意見や質問を投稿したりするとプラスで点数をもらえるようになっている。


以上、参考になれば嬉しいです!