3月にはLBSとIESE両方から合格をもらっていたものの、迷いに迷ってずっと進学先を決められてなかった私。
このたびようやくLBSに進学することに心を決めました。

一度はIESEに行くつもりで€3,000のデポジットを払ったもののその後辞退するというグタグタ様でしたが、何をそんなに迷ったのか、そして何が決め手でLBSにしたのかを書きたいと思います。

私のLBS&IESE比較

なんだかんだ言ってLBSもIESEもヨーロッパ2年制なので、大枠は似てます。
その中で色々な人に話を聞いて、二校の主な違いを下記のように認識しました。

LBSIESE
カリキュラム ゆとりあり
→自分の興味に沿って時間を使える
スパルタ
→大変さを乗り越え自信がつけられる
ネットワーク・Sloan, MiMなど含めワイド 
・世界中均一
・エリート感強い
・小さいがタイト
・スペイン語圏で強み
・社会貢献意識高い
就職・ブランド強
・ロンドンネットワーク
・学期中インターン可
・日本以外のアジアでは知名度低め
・各国に就職センターあり
生活環境・都会
・住んだことある
・英語圏
・物価高
・新しい街
・食&天気よし
・スペイン語
・物価低め

これに加え、私はIESEからは奨学金をもらっていたので、費用面での違いも一つのポイントでした。




判断材料

キャンパスビジット

私はビジット前はLBSはとっつきにくい印象があり、IESEの方が格段に志望度が高かったのですが、ビジットしてみたらLBSの人々も思っていたよりフレンドリーで志望度が上がりました。
やっぱりキャンパスに行ってみて授業に出ること以上に学校の雰囲気を肌で感じられることはありませんので、迷っているならキャンパスビジットはした方がいいと思います。

Skypeで話を聞く

とにかく迷ったため、受験前より合格後の方が多くの在校生に話を聞きました。

LBSとIESEに両方受かってLBSを取るというのは良くある選択なのですが、両方受かってIESEにしている人はどの様に決断したのだろうと思い、知っている日本人の在校生に紹介を頼みました。
結果、在校生二人に話を聞くことができました。またその中の一人からの紹介で、IESEからLBSに交換留学に行っていた人の話も聞きました。
(余談ですが、自分から頼まなくても次々紹介してくれる人の良さはIESEならではだと思います)

正直、IESEが大好き過ぎて主観的な意見が多く、あまり参考にならなかった人も半分くらいいましたが、客観的な意見を言ってくれる人もいて、そういう人の意見は参考になりました。

例えば、上述の交換留学をした学生は、IESEの人の方がLBSよりFriendlyだと言う意見をどう思うかという私の質問に、下記の様に答えてくれました。

LBSはElectiveになるとEMBAなど他コースの人も受講していて、幅広くネットワークが作れる代わりにMBA生内でのTightさはそこまでない。
逆にIESEは2年間通して同じMBA生しか授業に参加しないので、MBA内でのネットワークがTightな代わりに幅が狭い。
交換留学生の身としては、LBS生の方が知らない人が授業にいるのに慣れているので溶け込み安かったし、皆とてもフレンドリーだった。ネットワークの質の違いだけで、Friendlyさに違いはないと思う。


事実に裏打ちされた、とても説得力のある意見だと思いました。

海外就職を目指すなら、日本人以外に話を聞いた方がいい

本題とちょっと逸れるのですが、色々な人に話を聞いていて発見したことなので、ここに書きます。

私は受験前は日本人を中心に話を聞いていましたが、「LBSとIESEに両方受かってIESEを選んだ人」という条件に当てはまる人が日本人にはいなかったので、今回初めて他の国の学生に話を聞きました。
そこで気付いたのは、日本という採用マーケットがいかに特殊かということです

例えばLBSで受けられる就職サポートについて

・日本人学生
キャリアセンターは日本とのコネクションはほぼない。自力でコネを作るしかない。

・シンガポール人学生
シンガポールにある会社はほとんど国際企業だから、ロンドンの採用チームとコネを作ればシンガポールもすぐ紹介してもらえるから大丈夫だよ。

という結構違う回答が帰ってきました。
どうやら、外資コンサルなどの国際企業であっても、日本マーケットだけ独立して採用を行っていることが多いらしいのです。
従って、日本で就職を目指している日本人に就職活動の様子を聞いても、海外で就職する人には事情が全然違うことがあるようです。

この点は本格的に就職活動を始めればもっと詳しく分かってくるはずなので、また機会があれば記事にしたいと思います。



最終的な決断

最終的には、文化やフィットより現実的に就職にどちらが良いかという点で進学先を決めました。
私費生として、一千万を超える投資をする訳ですから、楽しいとか居心地がいいなどの理由だけでなく、シビアにキャリアゴールの実現性を考えたほうが良いだろうと。

そう考えると、海外就職を目指していて今後国籍や文化的なアドバンテージがない中を戦っていかなくてはいけない身として、やはりLBSのブランドは強みになると思いました。
特に私は学部も現職も国際的な知名度が全くないので、MBAは自分をリブランディングする最後の手段だと捉えていました。

またカリキュラムにゆとりがあり、学期中ですらインターンシップができるという点も、未経験かつニッチな分野での就職を希望しており、未経験分野の穴埋めをしたい身としては魅力に感じました。

IESEの最大の魅力だった文化に関しては、実際は行ってみないと分からないし、LBSでも少なくとも数人は気の合う人は必ず見つかると思いました。
私はエリート主義的な考え方が好きでないので、LBSのエリート感の強さは最後まで引っかかりましたが、それくらい優秀な人が集まっていることの裏返しでもあり、自分のComfort Zoneを抜け出す機会であると捉えました。
正直に言うと、今でもLBSにFitするか心配な部分はありますが…


ということで、ようやく決まった進学先。
既にFacebookやチャットグループなどで同級生との交流が始まっています。

ビザ取得など授業開始前にやらなくてはいけないことが沢山ありますが、間を見てどんな準備をしているかも記事にしていきたいと思います。