昨年の12月ごろからLBSの同級生+ロンドンの他の大学院で学ぶ日本人学生と一緒に、日本の働き方・人事に関する勉強会にを立ち上げて活動していました。(報告書に本名を載せているため、会の正式名称は伏せます。まぁ調べればすぐ分かるんですが…)

学校のカリキュラムやクラブ活動とは全く関係のない自主的な活動ではありますが、LBSに来たからこそ出来たことなので、今回はその活動について書きつつ、ロンドンの日本人コミュニティの様子も少し紹介したいと思います。

ロンドンの日本人コミュニティ

ロンドンは留学生や出向者、ワーホリの方など日本人が沢山いるので、日本人同士のネットワーキングイベントや勉強会などが沢山開催されています。
この記事で紹介する会以外にも、政策勉強会や女性参画に関する勉強会など、さまざまな会が開催されて、参加しているLBS生も沢山いました。
私は参加したことはありませんが、コロナ前は毎週定期的に日本人の飲み会も開かれていたようですよ。

イギリスに来てまで日本人とつるみたくないという気持ちも分かりますし、それはそれでアリだと思いますが、一方で日本に帰って一番役に立つのは日本人とのネットワークなので、「ロンドンにいる日本人」という縁を大事にして、色々な人と会っておくのは私はいいことだと思います。

といっても私自身は海外就職希望ということもあり、そこまで積極的に日本人のみのイベントには参加しておらず、働き方勉強会以外での日本人ネットワークはほぼないのですが…

勉強会参加の経緯と他の参加者

参加のきっかけは、LBSの同級生が別の勉強会で出会った他校の日本人学生からこの会の話を聞き、人事に関連が深い分野ということで、私に声をかけてくれたことです。
私は他のクラブもやっているためあまりコミットができる自信がなく、最初は出来る限り貢献しますくらいのノリだったのですが、気づいたら結構がっつり参加していました。

幹事は他校の学生2名と私と声をかけてくれたLBSの同級生の計4名です。
幹事のネットワークでロンドンにいる多くの学生(一部社会人も)に声をかけ、勉強会の参加者自体は毎回20-30名ほどでした。LBSの学生も同級生を中心に何名か参加してくれました。

途中からコロナウィルスにより集まって開催することは出来なくなってしまいましたが、オンラインで開催を続けました。
学生といってもMBA生のような社会人留学の方ばかりなので年齢層も近く、コロナ前は懇親会も何度か開けましたし、ネットワークが広がって良かったと思っています。

勉強会の内容と様子

インプット中心の勉強会を4回と、議論中心の回の2回、合わせて6回の勉強会を開きました。

インプットの4回では、他校で学んでいる幹事(HR/OB専攻)が学校で学んだ理論、私達がLBSで学んだ理論に加え、自分たちで調べたり本を読んだりした内容を共有しました。

30歳前後という年代のせいか、所謂「古い日本の働き方」に問題意識を持っている人が多く、議論中心の回での議論が白熱したのはもちろんですが、インプット回でもいつもタイムマネジメントが大変になるくらい毎回質問が多く出て、盛り上がる回ばかりでした。

全員日本人ではありますが、留学前の業界や経験が全く違うので、それぞれの会社での経験や持っている視点が違うのも刺激的でした。

ちなみに幹事は各勉強会につき2-3回程度は事前ミーティングや反省会をしており、更に資料作りなども担当を分けて行っているので、週よりますが各週3-10時間程度の時間は割いていたと思います。

提言書の執筆と発表

会の集大成として、提言書をまとめてSNSを通して発表しました。

結果、92ページという膨大な量の提言書になり、自分のパートを書くだけでもそれなりに時間を取られたのに加え、幹事で内容をすり合わせたり、レイアウトや文言を調整したり…と本当に大変でした。

執筆時期がちょうど夏休みに入っていてインターンが本格的には始まっていないくらいの時期だったので、1-2週間ほどはほぼフルタイムぐらいの稼働時間で執筆作業にあたっていました。
自分で書いた報告書を外部に発表するというのは私にとっては初めての経験だったので、書き方など他の幹事から学んだことなどもあり、いい勉強になりました。

この記事を書いている段階では、提言書の広報を兼ねて日本でイベントを開いたり、提言書の英訳の準備をしたりしています。

個人的なTake Away

海外就職希望ということもあり、当初は日本のことに時間を割くのはどうなんだろうという気持ちもあったのですが、この会には参加してみて本当によかったと思っています。

人事分野での知識や理解が深められた

他の記事でも書きましたが、LBSはビジネススクールのため、人事関連の授業はそこまで充実していません。

その分StrategyやFinance、Marketingなどビジネスに関わる科目を幅広く学ぶことで経営者的な視点を身につけられるのがMBAの強みなのですが、やはり人事関連のキャリアに進む以上は給与などの人事的な知識もあった方がいいため、在学中にそれを学べた方が採用にも有利です。

LBS以外の幹事二人は他校でHuman Resources Managementを学んでいる学生だったため、そこで教えられている内容を学びつつ、それについてディスカッションして学びを深める機会を得られたことは、とても良いTake awayでした。

単純な達成感そして理解の深まり

働き方改革は以前から興味がある内容で、よく自分でも本を読んだり考えたりしてきました。
その問題について学び議論するプロセスは単純に楽しかったですし、幹事初め同じ興味を持つ同世代の日本人とそれができたこともとても良かったと思います。

散々時間をかけて調べたり議論をしたりしたので、この分野の話になったらある程度の裏付けとロジックを持って話ができるようになったことも良かったのではないかと思っています。



この様にLBSには学内にも学外にも色々な機会が転がっているので、それを見つけたり、自分で作ったりして、充実した学生生活を送ってほしいと思います。

以上、参考になれば嬉しいです!