Pre-autumnで取った授業では最後の授業レポートです!

私がとった授業はイギリス時間の金曜夜から土曜日にかけて週3-4コマあり、それが隔週で3回あるという不規則なスケジュールでした。
日本からの時差で受けていたので朝3時から授業ということもありましたが、それでも取ってよかったと思うくらい良い授業でした。

総評

内容も良かったですが、教授の人柄や考え方が本当に好きで、今までの授業で一番気に入った授業でした。

Path To Powerの方で個人的に内容が好きでなかったと書きましたが、今回は逆に私が大好きな内容でした。(Path to Powerも元々は今この授業を教えているRichardが作ったというのが驚き)
他の参加者の反応を見ても、この授業の満足度は高かったのではないかと思います。

もともと私の興味のある領域のため知識として新規で学んだことは実はあまりなかったのですが、色々なエクササイズ等を通して自分について更に知る機会になったのと、教授を見て「こうやって教えればいいのか」と勉強になった授業でした。

授業内容

LBS卒業生のSelf-awarenessが足りないという採用企業からのフィードバックを受けて設計したというこの授業。
Academicではない格言などの引用が多く、大学の授業というよりリーダーシップセミナーなどを受けているような感覚でしたが、個人的にはそれで良かったように思います。(好き嫌いが分かれるところだと思いますが)

主な内容は:
  • マインドフルネス(瞑想)
  • Listening and Asking good questions
  • Best self(強み)
  • フィードバックの受け方・与え方
  • レジリエンス
教授いわく、リーダーシップに必要な能力はListening、Asking good questios、Giving effective feedbackの3つだそうで、その3つがしっかりカバーされていました。

Self-awarnessを授業の一つの軸にしているだけあって、ランダムに色々な人と話してFirst impressionのフィードバックを受けたり、Point Positiveというシステムを使って家族や友人、元同僚等から自分の強みについてフィードバックを受けたり、同じStudy Groupのメンバーから強みと弱みについてフィードバックを受けたり、と授業を通してフィードバックを受ける機会がとにかく豊富でした。

グループワークがとても多いのもこの授業の特徴の一つです。一つの授業で、最初30分くらいだけ教授が話して、あとはグループで話して~ということも何度かありました。
(私のグループは人数が少なかったため、流石にフォローアップなしで1時間以上放っておかれると間が持たず、早めに切り上げてしまうこともありましたが)
他の授業ではグループワークの度にランダムに違う人とアサインされることが多いですが、この授業のグループワークでは基本的にアサインされたStudy Groupの人と議論をします。
何度も同じ人と話すことでお互いのことを知る時間が持てるため、この授業の目的とマッチしていたと思います。

全体的にビジネス上の人間関係だけでなくパートナー等プライベートでの人との関係性の気づき方に関する内容も多かったです。
最後のレジリエンスの授業なんてビジネスというより「生き方」の次元で、「昇進しるぎるとストレスが強くなって幸福度が下がるからほどほどに」と教授がはっきり言っていて、これはビジネススクールの授業なのか…?と耳を疑うくらいでした。(何度も言いますが、個人的には好きでした!)

教授: Richard Jolly

このブログを書くにあたって調べて初めて知ったのですが、Best Programme Teacherを何度も受賞している超人気教授でした。私としてもその評価には納得。

AcademicなBackgroundではなく(したがってタイトルはAdjunct Professor)、Leadership DevelopmentやExecutive Coachingなど各企業に提供している実務家。
今までコーチングをしてきたリーダーの話など、とにかく引き出しが豊富で惹きつけられました。

Zoomで開催されたにも関わらず、毎授業後にAfter Partyと称して追加の質問をしたりコメントを共有する時間も取ってくれました(私は時差の関係であまり参加できませんでしたが)。

私が一番好きだったのは、私が思ってることを代弁するかのようにビシバシ言ってくれる点。
そんなに言って大丈夫なのかというくらい彼はMBA生に批判的で、「入社して早々先輩や上司を見下す人がいる」とか「学校のスタッフに高圧的に当たる人がいる」という話をして、その様な態度はInter-personal Dynamicsの作り方として間違っているとはっきり言ってくれたので、気分がすっきりしました。笑
(私が同級生に対して思っていることに関しては卒業間近くらいにまとめて記事にしようと思っています)

教授のプロフィールはこちら。LBSの卒業生でもあるらしい。
https://www.london.edu/faculty-and-research/faculty-profiles/j/jolly-r

課題

個人課題が2つあり、一つは本を読んで自分の経験と照らし合わせて振り返るという内容なのですが、もう一つは授業で学んだMindfulnessを生かして授業開始から終わりまで毎日10分の瞑想をして、その振り返りを書くというなんともユニークな課題でした。
実際には毎日できない人もいることは教授も理解しているし、毎日できなかったらそれはそれでそういう振り返りをすればいいのですが、全くやらないとそもそも課題を書けないと思うので、時間が取れない人や、瞑想なんてやりたくないという人には厳しいかも知れません。
私自身は、今までにも瞑想は何度かトライしていたことがあって(いつも続かないのですが)またやりたいと思っていたので、再開するいいきっかけになりました。

グループ課題は、前述の通り授業中にやったグループワークを元にグループの強みや弱みを振り返るというものです。
個人によって特性が全然違うので、グループ全体の話をしなければいけないのが書きにくかったのと、私のチームは早めに切り上げることが多かったため授業中にそこまで深い議論をしておらず、余計に書くのが大変でした(自業自得ですが)。

リーディングはありますが短めの論文等でそこまで多くありません。ただ1つ目の個人課題で読む本がそれなりのボリュームで、前後に他のBlock weekを詰めていた私には少しきつかったです。


以上、参考になれば嬉しいです!
次の授業は12月なので少し間が空きますが、またレポートしたいと思います。