一学期も終わりに近づいてきましたが、9月から動いていたImpact Consulting ClubのProjectがやっとクローズできました。
他の記事にも書いている通り私はこのクラブのExCoでもあるのですが、今回は参加者の視点からこのプロジェクトについてレポートしたいと思います。

Impact Consulting Clubプロジェクト概要

NPOやSocial Enterprise、または企業のESG/CSR部門に学生がコンサルティングを提供しし、社会貢献をしつつ学生がコンサルティング経験を得られるようにしようという企画。
クラブ自体はImpactahtonという週末短期で行う別の活動も企画していますが、今回は2−3ヶ月かけて行う長期プロジェクトの方の様子をレポートします。

2019年はこのプロジェクトは秋タームに行われ、春タームにやるかどうかはまだ検討中。
主にコンサルティング業界にキャリアチェンジを目指す人に人気のプロジェクトで、毎年参加枠以上の応募があるので、参加するには選考に通る必要がある(簡単なエントリーシートのようなものを提出)。

チームとプロジェクト

クラブ運営側がメンバーとプトジェクトをアサインする。
応募時に希望するプロジェクトを提出するが、みんな希望通りにアサインされてない印象…

チームリーダーは必ずコンサル経験者がやるようになっており、アナリストやアソシエイトとして働いていた人にとっては、マネージャーという新しいチャレンジができるようになっている。
他メンバーはMBA生とMiMやMiFAなどのearly careerプログラムの人がうまく混ざるようにしたり、違う業界出身の人が混ざるようにされているらしい。

私のチームは、同じStreamのマッキンゼー社費のイタリア人女性と、元医者のシンガポール人、日本人の同級生一人と、MiFAの学生二人。
6人中5人が女性だったり、日本人が2人いたりとなんだか偏りが多い印象ではある(笑
私のチームほど極端ではなくても、このプロジェクト全体的に女性の参加者の比率が高く、どのチームも半分以上女性だったように思う。
Social Impact系は女性の方が興味がある人が多いというのは一般的な傾向なのかも知れない。

余談として、私のチームはMiFAの2人も就業経験があったが、MiMなど全く働いたことのない人たちと同じチームになることもあるので、その辺りも面白い経験ができると思う。

クライアント:Turquoise Mountain

私たちのクライアントはTurquoise MountainというNGO。
主にアフガン・ヨルダン・サウジ・ミャンマーで、地元の工芸品を作る職人をトレーニングし、製品の販売のサポートをしている。

今回は主に二つの依頼だった
・寄付者を増やすために、どのようなレポートや指標を作ったらいいかという提案
・ドキュメント共有ドライブの提案

私たちのプロジェクトは最初の方にばーとやってしまって、後半悪く言えば中だるみ、よく言えばもう終わってしまってやることがあまりない状態になっていた。
中盤からクライアントのレスポンスが得られず停滞し、モメンタムを失ってしまったというのもあるのだが、学期の半ばから試験や就職活動、トレックなど色々なイベントが始まるので、結構こういうことは起きやすいのではないかと思う。。

プロジェクト始動後すぐにクライアントと話して内容をまとめ、リーダーがパッパと今後のステップをまとめてくれて、あとは役割分担して情報を集めていった。
初期のスコープがしっかり見えてない段階では意見が分かれることもあったが、整理がついてからはスムーズに話が進み、良くも悪くもそれぞれ自分の担当をやって終わり(正直他の人がやったエリアはあまり共有できていない…)という感じだった。

振り返ってみると、最初の進め方によっては迷走することも充分あり得たのだけれど、そこをリーダーがさらっとまとめて方向付してくれたのは流石だなぁと思った。
個人的には分担通り進めただけという感じになってしまい、どこまで貢献できたかはあまり自信がない。。

クライアントからは、今まで時間がなくてできなかった競合分析などをやってくれて助かったと言ってもらえた。

Bain Review

全体的にこのプロジェクトはBainがプロボノ活動に充てている時間でサポートしてくれている。
初回時にプロジェクトの進め方のイントロダクションをしてくれるほか、mid-point review、final reviewという形でコンサルタントが発表資料のレビューをしてくれる。
戦略コンサルを目指す人にとっては、ここでコンサルタントの話が色々聞けたり、ネットワーキングができるのも大きなメリットかも知れない。

個人的にはsocial impactに興味があるため、final reviewの際に他のプロジェクトの発表を聞き、各団体がどんな活動をしているか、どんな課題を持っているかを知れたのがとても良かった。
それにしてもどのチームもそれなりのクオリティの発表をしていたのは、流石LBS生だなと思った。

全体を通した感想

私自身は戦略コンサルは受けないことにしたので、本来のプロジェクトの主目的であるコンサルという仕事の理解や、面接のアピールで使えるネタ作りなどといった視点からコメントするのは控えておこうと思う。
ざっくり言うと、チームにもよるし、クライアントにもよるので、強くお勧めということもないし、時間の無駄という訳でもなかったと思う。

個人的なtake awayとしては、上述の通り各団体の活動内容や問題を学ぶ機会が得られたのが一番の収穫だった(この点は、今後Impact ConsultingでBusiness Developmentをすることでより多くの団体と接点を持てると思う)。
また、こう言うプロジェクトをやらなければ知り合えなかったメンバーと知り合い、仲良くなれたのも大切な収穫だと思っている。

私のチームは良くも悪くも適度なコミットメント量だったため、勉強や就活の妨げになるということもなく、Take awayとコミットメント量のバランスとしては充分だったのではないかと思う。


以上。参考になれば嬉しいです!