個人的な報告になりますが、先日とある戦略コンサルの東京オフィスに就職することに決めました。オファーは9月ごろにはもらっていたのですが、受けるか迷っていたので決定が遅くなりました。

私費生にとってMBAで一番重要と言っても過言ではない就職先が決まってホッとしています。

この記事ではいつもどおり皆の就活の様子をレポートしつつも、なぜ人事ではなく戦略コンサルにしたのか、なぜ海外就職を辞めたのかなど個人的な考えや体験談も書きたいと思います。

2年目のStructured Recruitingの様子

2年目のStructured Recruitingはとにかく時期が早く、10月ごろにはだいたい結果が出揃います。
Structured Recruitingでオファーが出なかった場合はUnstructuredになりますが、それが出来るのは早くて4月ごろなので、11-3月ごろは就活をすることがあまりなく、大分時間が空く感じになります。

インターンからのオファー組がイチ抜け

特別な場合を除き、夏にインターンをした会社からオファーをもらう人が就活終了が一番早く、8-9月頃になります。

今年はコロナの影響でインターンを実施できない会社があり、インターンオファーをそのままフルタイムオファーにするという大胆なことをしている会社もあったため、今年に限ってはインターンが終わる前からフルタイムオファーをもらっている人も多くおり、実はその限りではなかったのですが…

Structured Recruitingも9-10月と早い

インターン組の次に早いのがStructured Recruitingですが、だいたい9-10月頃に企業説明会から応募、面接と進みすぐに結果が出ます。
内容は他の記事で書いた1年目のインターンの採用とほとんど一緒なのでここでは割愛します。
企業としては戦略コンサル・投資銀行・一部の大企業が該当します。

オファー自体は10月ごろに出揃いますが、LBSは2021年時点では採用企業に「オファーの回答期限は11月末以降にすること」という通達(?)を出しているため、基本的にはオファー後すぐ決めなければいけないということはなく、Structured Recruitingをしている会社であれば一通り受けて、オファーが出揃ってから決められるようになっています。
ただ私の友人がインターンした会社では11月より早く回答すると追加でボーナスをもらえるというようなことをやっており、その場合はボーナスが欲しければもっと早くサインすることになります…
会社側も早く決めてもらえるようにあの手この手を尽くしているんですね。。

就職先ー戦略コンサルの東京オフィス

今までの記事を読んだ方々にとっては人事どうなったの?海外は?と疑問がいっぱいかと思いますが、まずはなぜ戦略コンサルにしたのかを説明します。

これまで海外就活だったため就活先にブログを読まれるリスクがなく好き勝手書いて来たのですが、結局日本の就活になったため会社名は伏せて書ける範囲になる点はご了承ください。

なぜ戦略コンサルなのか

最初に言っておくと「ビジネスにおける人や組織に関わる仕事がしたい」という気持ちは変わっていませんし、MBA期間中で一度もブレたことはありません。
ただこちらの記事で書いた通り、インターンを機に企業内の「人事」というポジションは違うのではないかと考えるようになりました。

理由として、企業内の人事はどうしてもオペレーションに割く時間が多いですし、人事制度や採用やというシステムやプロセスの部分に向いてしまい、私が一番興味のある組織文化やリーダーシップ開発などに携わる機会が少ないのではないかと思いました。
そういうことをやっている人事もあると思いますが少ないですし、私のように人事未経験だと特に「まずは実務から…」となってしまい、なかなか自分のやりたいことができないように感じました。

そこで、「人事」という切り口ではなく、組織変革やチェンジマネジメント、リーダーシップ開発、エンゲージメント等に携わっているコンサルがいいのではないかと考えました。

これ言うとどのファームか言ってるようなものなのですが、私の就職先はインプリメンテーションと言って戦略の実行を支援するチームがあり、実行にあたり組織変革やチェンジ・マネジメントなども領域にも取り組んでいるようなので、戦略的な見地から人や組織に関わるという点でも、このファームが良いのではないかと思いました。
(したがって私は他のファームは受けてません)

戦略コンサルの採用プロセス

ブログに書いていませんでしたが、実は就職先の会社は夏休みの1週間のプログラムにも参加していました。このプログラムは内定直結型ではないのですが、インターン後に1次面接を飛ばして2次面接を受けることができ、すぐ内定をもらえました。
なので時期としては上記のインターン内定組とStructured Recruiting組の間くらいに内定をもらえていました。

どこまで書いていいか分からないのでこのブログでは詳細の説明は控えますが、LBSに入学される方は、毎年日本人でも戦略コンサルを受ける人・内定を貰う人は数人いますので、先輩からよく話を聞くことをおすすめします。
私も1つ上の先輩に色々と話を聞かせてもらいましたので、そういう関係性がこのブログを読まれる皆さんの代にも続いていることを願います。

またケース面接の準備に関しても日本人の先輩にお願いしたり、コンサルから社費で来ている友達に頼む等の他に、学校としても練習する機会を沢山設けているので、そちらを積極的に活用すれば大丈夫だと思います。



海外就職をやめたわけ

 さて、人事と並んで海外就職を目指すと堂々とブログに書いていた私ですが、結局東京オフィスに就職することにしました。
これに関してはコロナの影響とコロナと関係のない理由と2つがあります。

コロナの影響

就職状況が厳しくなった

日本もそうだとは思いますが、特に海外は不況時にがっつり採用を絞る傾向にあるようで、ヨーロッパやアメリカではコンサルファームでさえフルタイムの採用を全くしないオフィスも見られました。
それにより、ただでさえ難しい海外就職の間口が更に狭まってしまいました。

ビザが間に合わなかった

シンガポールは現在就労ビザの発給がかなり厳しくなっているため、就労ビザ以外のビザを持っている人以外採用してくれない会社がほとんどです。
私の場合パートナーと入籍して配偶者ビザを申請する予定だったのですが、コロナで入国制限がかかってしまったため入籍できず、Structured Recruitingに間に合うタイミングでビザを取得することができませんでした。
従ってシンガポールオフィスのStructured Recruitingは応募することができませんでした。

コロナと関係のない影響

やっぱり日本の方が就職しやすい

こちらも以前の記事で書きましたが、日本はMBA採用を積極的にやっている会社が多く、同じファームでも東京オフィスと海外オフィスでは東京オフィスの方が入りやすいことがほとんどです。
コロナでその差が更に開いたこともありますが、例えば私の内定先はAlumniのデータベースを見てもシンガポールオフィスに就職している卒業生はほとんどいませんので、コロナがなかったとしても就職するのは難しかったのではないかと思います。

私の場合はMBA直後でなても海外就職できる

恐らくこれが海外就職を辞めた一番の理由ですが、私はシンガポールの配偶者ビザならいつでも取れること、一方でMBA前のキャリアが日系の事業会社でブランドがなく、かつ自分がやりたい人や組織に関する分野での経験が不足していることから、まずは就職しやすい日本で経験と経歴を積んでから海外就職に再チャレンジする、または可能であれば会社内でトランスファーする方がキャリアとしてはベストではないかという結論になりました。

一方、例えばイギリスでは希望すればほぼ無条件で学生ビザを就労ビザに切り替えられれますが、その制度なくしてビザを得るのはかなり難しいので、イギリス就職を考えるなら意地でも卒業後残ったほうがいいと思います。またビザを抜きにしても、現地の学校に通っている時に就活をした方がネットワークなど色々な面で有利だと思います。
また私と違ってMBA前にブランドやスキルの面で必要な経験ができている人にとっては、私のように日本に帰って経験を積む必要もあまりないと思います。
海外就職を辞めたのはあくまでも私の場合の選択であって、海外就活は辞めたほうがいいとか、不可能ということは全く無いと思います。


私の場合、個人的な決断の前に日本で就職する場合はパートナーをどうするかというとても難しい問題があったのですが、キャリアセンターの人やAlumniなど多くの人から「その会社にオファーをもらったなら断らないほうが良い」と言われたこともあり、パートナーとも長いこと話し合った結果、遠距離を続けて私は日本で、パートナーはシンガポールで働くことに決めました。


以上、だらだらと自分の考えや経験を書いてしまいましたが、LBSに限らずMBAで海外就職を考えている人の参考になると嬉しいです。
また今後のキャリアについても時々このブログで報告しようと思っています。