MBAの1年目は学校閉鎖によりオンラインで授業を受けている状態のまま終わりました。
私も相変わらず日本の実家で過ごしており、夏休みも実家からリモートでインターンをする予定です。

ロックダウンが始まったばかりのころに、学校やロンドンの様子を紹介した記事を書きましたが、学校閉鎖がNew Normal化しつつある今、学校や学生たちがどんな対応をしているのか、続編を紹介したいと思います。

学校・教授の対応

2年目の授業の方向性

先日、学校から9月中旬からキャンパスでの授業を開始するとの連絡が来ました。
学生からもキャンパスで授業を受けたいという要望が強いようで、その要望を踏まえた上での決断なんだと思いますが、第二波が来ることも考えると本当に9月に再開できるのか私は懐疑的です。。

GBE
2年目の目玉の一つであるGBE(Global Business Experience)に関しては、9-12月に予定されていたものを全て1月以降にリスケするとのことですが、1月以降でも難しければキャンセルになり、代わりにもう一つElectiveを取ることになるのだそうです。

交換留学
一部受け入れ先の学校からNGが出ている以外は決行する予定のようですが、入国制限がかかっていたりビザ発給を停止している国も多いので、本当に行けるかどうかはまだ不透明です。
私の行く予定のCEIBSは、秋学期の代わりに春学期にも受け入れてくれることになったので、私は行ける可能性の高い春学期を選ぶことにしました。

学校のせいではないものの、先の計画が建てられないのは中々難しいなと日々感じています。

Pre-Autumn Termにより秋または春学期に長期休暇取得可能に

コロナウィルスの影響で夏休みのインターンが無くなってしまった学生のために、夏休みに授業をとって2年目の他の期を長期休暇に充てらる制度が導入されました。

8月中旬から9月上旬に7つ授業が開校されるので、その中でいくつか授業を取れば、9-12月の秋学期か、1-3月の春学期を休暇に充てることができるようになり、3ヶ月間長期でフルタイムのインターンをすることが可能です。

もともとLBSはBlock Weekなどの制度により夏休み以外にもインターンは可能ですが、学生ビザでは幾つか制約があり3ヶ月等の長期インターンは出来ないので(この点についてはまた別の記事を書く予定です)、その制約なしに休みが取れるのは大きいです。

夏より秋や春の方がコロナウィルスショックから回復または適応して行くはずなので、インターンを見つけられる可能性も高いと思います。(とはいえStructured Recruitingは夏以外ほぼ無いですし、採用を凍結している会社も多いので、無給にするなど条件を妥協しないと難しそうな印象ではありますが)

私自身夏のインターンはなんとか見つけたものの、まだ他のインターンも経験したいので利用する予定です。
周りにもその夏休みにインターンが無くなった学生は多いので、これは学校かなりGood jobだと思います。

The Economics of a pandemic

コロナウィルスで経済にどういう影響がでるのか?LBSの経済学の教授によるイニシアティブで、それぞれの研究分野と合わせて講義してくれるオムニバス形式の授業が開校されました。
学校からの指示などは全く無い中で、この様な活動が教授側から出てくるのはとてもLBSらしいなと思いました。

今学期に開校されたものは単位が認められないにも関わらず、数百名の学生が参加していました。
(夏休み明けからは似た内容の授業が単位がもらえる形で再度開校され、今回授業を受けた人は全授業に参加しなくても単位が取れるようになるそうです。)

内容は、各国の患者数や死亡者数をどう理解したらいいか?PCR検査や抗体検査をどの様に活用すべきか?といったミクロな視点から、リーマンショックや過去のパンデミックと比較して今回の経済危機をどう理解すべきか、回復にどれくらい時間がかかるか、途上国にどの様な影響が出るか…などなど。
きちんと調べれば新聞や雑誌等でも似たような情報は得られるのだと思いますが、デマや偏った情報が多い中でLBSの教授の口から説明を聞けたのはとても参考になり、新聞等を読む上での枠組みとして役立ちました。

Electiveの録音公開

コロナウィルスの影響でクラブ活動やインターン、Socialisingなどに時間がかけられない今、履修している授業以外にももっと勉強したいという学生のために、自分が履修していない授業でも録画を観ることができるようになりました。
もともと時差のある国にいる学生のために、履修している学生には全ての授業の録画が公開されているので、そのリソースを活用した形ですね。
全授業ではありませんが、ライナップはかなり豊富です。

交換留学にいかない場合でもElectiveは最大12個しか取れませんが、面白そうな授業は他にも沢山あるので、これも有り難い制度だと思います。
私もまだ時間がなく観られていませんが、夏休み中に幾つか観てみようと思っています。
ケースなどの資料にアクセスできない(履修している知り合いに共有してもらばいいのですが)ため、動画だけでは分かりにくい部分はあるようですが…

Executive のコースが一部履修可能に

LBSはMBA以外にも色々なコースを提供していますが、その中に1週間ほどの集中型で特定のトピックスに関して講義を提供するExecutive Courseがあります。
どのビジネススクールもそうだと思いますがMBAよりもExecutive Courseの方が利益が出る(MBAは利益より学校としてのブランドを高める効果が期待されている)こともあり、有名教授目白押しなのですが、普段はMBA生が受講することができません。

それが今はオンラインになって受け入れられるキャパが増えたこと、上記の通り学生の学習意欲が高まっていることを受け、一部の授業がMBA生にも無料で開校されました。(定員はありますが)

私はスケジュールが合わなかったのとOB系の授業がなかったので履修はしませんでしたが、参加した学生も多かった様です。


Student AssociationやClubの対応

次は学校側ではなく学生側のイニシアティブです。
色々なことが起きているので全てはCatchできていないと思いますが、特に目立っていたものを紹介します。

SA Instagram Takeovers

インスタLive機能を使って、学生が自分の特技や趣味などを生かしたイベントを開催。
料理クラス、ダンスレクチャー、筋トレなどなど内容は豊富で、私のStudy groupの友達や日本人の同級生も発信側として参加してました。
Financeで人気教授のAleixもワークアウトクラスを提供してました…

ちなみにLBSのStudent Associationのアカウントはこちら。
https://www.instagram.com/lbs_sa/

Italian Club Virtual Speaker Event

多くのクラブがオンラインで様々なイベントを紹介していましたが、その中でもかなりアクティブだったのがItalian Club。
イタリア関係の企業のスピーカーイベントを複数開いていたのですが、顔ぶれが超豪華。
・ネスレ幹部
・元イタリア首相
・ランボルギーニCEO
・LVMH Hospitality CEO
いくらLBSと言っても、どうやってこの顔ぶれのスピーカーを呼んでこれるのか…誰かすごい所にコネがある人でもいるんですかね。。

在宅勤務によりCEO等でも人によっては以前より時間ができたこと、オンラインが当たり前になったのでイギリスにいる人以外とも簡単にイベントができるようになったことから、ある意味以前よりイベントが開催しやすくなったというのはあると思います。
パンデミックが終わっても、クラブのイベントや授業のゲストスピーカーがオンラインで参加することが以前より増えるのではのではと思っています。


以上、コロナウィルスレポートその2でした。
2年目も恐らく完全に元通りになることは無いと思うので、また共有できる内容があれば「その3」を書きたいと思います!